転位はすば歯車の設計製作支援ソフトの概要 HG_Design/A

「HG_Design」は、歯直角方式の転位はすば歯車の設計製作支援ソフトウェアです。歯車基本データを入力するだけで、外歯車と 外歯車を設計することができます。また、歯車の回転シュミレーション、ラックによる歯形創成図、DXFファイルの出力、歯形データ のテキスト保存など簡単な操作で行うことができます。今回「HG_Design」は、「横転位」の設計に対応する機能を付加してバージョンアップ を行いました。
またぎ歯厚公差とオーバーピン寸法の公差計算方法を掲載しました。

「HG_Design/A/C」の入力フォーム

転位はすば歯車のデータ入力フォーム
◾バージョン表示ボタンの新設。
◾外歯車と外歯車の組み合わせを設計支援します。
◾法線バックラッシの設定。
◾歯先・歯元のたけの係数より「高歯・低歯」の設計。
◾歯先R又は面取り、工具歯先Rを設定することができます。
◾歯形分割を手動入力と自動計算から選択して計算できます。
◾中心距離入力と転位係数入力を選択して計算することができます。
◾法線方向及びピッチ方向を選択して横転位による歯厚増減を行うことができます。
◾切り下げ判定計算をして、切り下げ時にはメッセージを表示します。
◾歯形の尖り判定計算をして、尖り時にはメッセージを表示します。
◾トロコイド干渉・インボリュート干渉・トリミング計算をして、発生時にはメッセージを表示します。
◾エラー発生時には、エラーメッセージを表示します。
◾作成した-タの保存、既存データの呼び出しを行います。
◾設計参照データを計算表示。

中心距離入力と転位係数入力

◾転位係数を入力。(下図)
◾小歯車と大歯車の転位係数を入力。
◾中心距離は自動的に計算されます。
◾中心距離を入力して転位係数の総和を計算します。
◾小歯車に振り分ける転位係数を入力、大歯車は自動的に計算。

デサインフォーム

転位平歯車のデザインフォーム
◾回転角を設定して、歯車対の正逆回転シュミレーションを行うことができます。
◾歯車を選択して、ラックによる歯形創成ができます。
◾注記リストに切り下げ・尖り情報を表示します。
◾ピン寸法を入力してオーバーピン寸法を再計算することができます。
◾設計データの表示及び印刷をします。
◾設計データをテキストファイル保存することができます。
◾作図図形のイメ-ジを印刷。
◾画面イメ-ジをビットマップファイルに保存します。
◾図形の移動、拡大、ラバーバンドによる部分拡大。
◾一歯形デ-タと全歯形データを選択してテキストファイルに保存。
◾小歯車、大歯車、噛み合い図を選択して、DXFファイルを作成保存。
◾インボリュート歯形の誤差データをリストに表示します。

設計データのテキストファイル保存と図形のBMP保存

設計データの印刷と図形の印刷

歯形座標データと一歯歯形ライン

Aオプション

歯厚公差計算とオーバーピン寸法公差計算は、本ページでも、 またぎ歯厚公差とオーバーピン寸法の公差計算でその方法を紹介していますが、「**_Design」シリーズのソフトを使用しても煩雑な工程が必要です。 そこで、JIS等級から歯厚公差計算を行い相当転位係数を計算してオーバーピン寸法公差を算出する計算モジュールを開発してオプションとして用意しました。 本オプションでは、「オーバーピン寸法公差計算」ダイヤログでJIS等級を選択するだけで計算処理が完了する大変簡単なものです。 計算されたデータは、次で説明する歯車要目表としてDXF出力することができます。
右は、「G_DesignA」,「HG_DesignA」,「GR_DesignA」
「G_DesignCA」,「HG_DesignCA」,「GR_DesignCA」共通。
「HG_DesignA/CA」,「GR_DesignA/CA」のはすぱ歯車要目表DXF出力例です。

DXFファイルの保存

小歯車DXF図 大歯車DXF図 噛み合い図DXF図 DXF~3D作成例(3DCADが必要)

低歯・並歯・高歯例とバックラッシ設定例

低歯(歯末0.8、歯元1.0) 並歯(歯末1.0、歯元1.25) 高歯(歯末1.2、歯元1.45) 法線バックラッシ設定例

設計事例一覧

小歯車の創成図 切り下げ 歯先尖り処理 歯先処理無し
歯先面取り処理 歯先R取り処理 バックラッシ付き バックラッシ無し