トロコイド歯車の工具歯形設計支援ソフトウェアの概要

トロコイド歯車の加工方法は、以下の3種類の方法が考えられます。
① 縦型マシニングにてエンドミルによる切削加工。
② 総形工具を製作して、OPAL等の歯車加工機にて加工。
③ 創成用工具を製作して、ホブ盤やライスハウア等の歯車加工機にて加工。
①は、汎用工具やマシニングなどで製作でき、低コストであるが少量の生産向きで量産には不向きである。
②は、総形工具や形削り専用機が必要であるが、複数枚重ねて加工でき、比較的に量産向きである。ただし、一歯づつ割り出して加工することから③より時間がかかりそうである。
③も、創成用工具が必要であるが、一般的な歯車加工機で複数枚重ねて加工でき3種類の中では一番量産向きであると考えられる。

「Trochoid_Cutter」は、「TrochoidV6/V7/V8」などで設計したトロコイド歯車から③の創成用工具歯形の設計を支援するソフトウェアです。

「Trochoid_Cutter」の入力フォーム

「Trochoid_Cutter」は、「TrochoidV6/V7/V8」などで設計したデータファイルをインポートして工具歯形を設計いたします。
◾バージョン表示ボタン。
◾「TrochoidV5/V6/V7」のデ-タファイルのインポート。
◾ラック工具歯数及び工具直径の入力。
◾歯先、歯元の歯形修正方法を均等法とサイクロイド法から選択することができます。
◾設計参照データを計算表示。
「Trochoid_Cutter」では、「TrochoidV5/V6/V7」などで設計した歯形修正部を修正方法を選択して再設計することができます。

「均等法」
均等法によるトロコイド歯車の歯形修正は、指定圧力角範囲の座標ポイントを均等に減じて修正量に達する方法です。

「サイクロイド法」

無次元化したサイクロイド変位係数に修正量を割りつけて歯形を修正する方法です。

デサインフォームでの設計

回転シュミレーション、歯形創成図の作成、設計データ・噛合いデ-タ・輪郭誤差デ-タの表示、DXFファイル・歯形座標データの作成を行います。
◾ラック工具とトロコイド歯車の回転と噛合い圧力角・曲率半径をリアルタイムに表示。
◾噛み合い部を部分拡大して歯形を確認することができます。
◾ラック工具歯形輪郭の直線補間誤差を計算して、歯形座標間の誤差を表示。
◾設計データの表示及び画面イメ-ジ印刷。
◾設計データをテキストファイルへ保存。(V6/V6C)
◾トロコイド歯車の表示/非表示。
◾ラック工具歯形の法線を表示/非表示。
◾トロコイド歯車によるラック工具歯形の創成図の作成
◾ラック工具歯形によるトロコイド歯車の創成図の作成
◾歯直角、軸方向工具歯形輪郭座標デ-タをテキストファイル形式で保存。

◾歯直角、軸方向ラック工具歯形の一歯及び全歯の図、トロコイド歯車図、噛み合い図のDXFファイルを作成保存。◾作図ショット画像のBMPファイル保存。

トロコイド歯車によるラック工具歯形の創成図とラック工具歯形によるトロコイド歯車の創成図

設計データのテキスト保存と図形のBMP保存

設計データの印刷と図形の印刷例

DXFファイルの保存とNC用歯形座標のテキスト保存

一歯ラック工具DXF図 全歯ラック工具DXF図 トロコイド歯車DXF図 噛み合いDXF図

DXFファイルから3D作成例 (別途3次元CADが必要です。)

トロコイド歯車のモデリング スイープからモデリング ウォーム状砥石のモデリング 加工イメージのモデリング

工具歯形法線表示とデータ出力選択部